商品の詳細
71年に発売された当時のサンヨーのフラッグシップ機です。価格は¥14800と当時大ヒットして居たソニーThe11やナショナルワールドボーイGX辺りと正面から競合するレベル。デザインもスッキリと纏まって居て、GXと同様の比較的ハードな樹脂製のカバーが付いて居ました。出力は2.5Wと大きく、トップパネルに恭しくstereocastと書かれたカバーが有り、パチリと開くとヘッドホンでステレオが楽しめる別売りのアクセサリーを接続出来ました。ステレオ化について日立はパディスコで他のラジオに電波を飛ばす方法、ソニーは本体のラジオと同じ様な形のステレオアダプターでオープンで聴ける方法と、各社色々なアイデアを競って居ました。サンヨーの方式はヘッドホンでしか聴けない欠点があるのですが、本体と同じ位のコストの掛かるサブ機が必要な日立、ソニーに比べればコスパ面では優れていた筈です。残念ながら小生の田舎まではサンヨーの販売網が届かず、このモデルは当時はカタログを見て憧れていた一台でもありました。発売時の不人気機種は今は希少品となり、結構ネットオークションでも入手し難いモデルでもあります。今回の個体はstereocastの端子収納蓋の支柱が一本折れていて上手く開閉しません。それ以外には機能的な問題は少なくダイヤルライトも点灯、このモデルのウリの一つのチューニングメーターはいい感じで動作、指針の動きが少しゆっくりで高価なステレオのメーターの様です。14石もトランジスタを使った受信部の性能は悪くは有りませんが、当時のトップ機に比べると少し落ちる様に思います。FMや短波がアンテナを伸ばさないと上手く受信出来ませんから。外観は写真の通りで一通り綺麗にはして手を加えて居ますが、美品とまでは言えません。特に各部のレタリングが消えかけていて修復不能です。バス、トレブルに分かれたトーンコントロールも実際の効果は兎も角、ちゃんと動作します。電池、ケース付きのレア物です。このモデルは珍しいのですが小生と同様に少年時代に手にすることが出来ずに憧れとしての記憶に残っている方々が多い様です。割と出品するとコンスタントに出て行くのはそういう背景があるのでしょう。良いラジオとは、或いは記憶に残るモデルとは何かという点で面白いと思います。
カテゴリー: | 家電・スマホ・カメラ>>>オーディオ機器>>>ラジオ |
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商品の状態: | 傷や汚れあり |
ブランド: | サンヨー |
配送料の負担: | 送料込み(出品者負担) |
配送の方法: | 佐川急便/日本郵便 |
発送元の地域: | 千葉県 |
発送までの日数: | 1~2日で発送 |
商品の説明

本物品質の 今は無きサンヨーのいい感じのモデル グルーヴィ RP-7000

◇サンヨー RP-7000『グルービーS』AM,FM,SW◇AM,SWは受信好調/ハード

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