超爆安 コムデギャルソンオムプリュス　90年代　ジャケット テーラードジャケット

★★★

2024-10-16

栄介の6畳一間の貧乏な下宿に、4人の芸術家志望の若者が転がり込むところはトキワ荘の雰囲気も感じるし、三丁目の夕日に近い時代背景だが、三丁目…ほど激しい感情の起伏もなく、淡々とした日々に、繊細な感情が描かれていく。 芸術(?)を志す若者たちの、自由への渇望とその破天荒な日常を描く。 ほかの3人と違って二宮は漫画家で生活の糧を得ている役(竜三のよると叙情漫画家らしい)。病床の母がいて、商業マンガに嫌気を感じているが、それでもマンガに希望を持つ青年(原作永島慎二氏がモデル)。漫画家としての演技指導には関口シュン氏(永島慎二氏の弟子)があたった。プロらしい動きを出すのにずいぶん苦労した。 松本の地味な勤労青年(ラストでは農家)姿は、彼のイメージからはかけ離れていた(彼はスケジュールの都合か出番が少ないが、五人の中では唯一固い職業の役で、ある意味キーマン)。 服装も当時らしくかなり地味。酒盛りでは下着姿になることもあり、サルマタ姿の相葉や、エリなしの鯉口シャツにモモヒキの櫻井は、銭湯でハンケツ(ゼンケツ?)姿も披露する(二宮は桜井がハンケツでまじめな話をするシーンがお気に入り？のよう)。 相葉はギター素人だったので役のために練習した。練習のかいあって一応コードだけは引けるようになり、冗談で井上章一名義でCDを出すと言ってた。あとパチンコでよく景品を持って帰ることが多く、古いパチンコ(自分で玉を入れるタイプ)を練習した。 リーダー大野は画家志望役で、彼の趣味は絵を描くことなので唯一役に違和感がなかったらしいが、カットがかかるといつも犬童監督が笑うので、いつの間にか「なんとかして監督を笑わそう」と撮影中に考えるようになり、犬童監督も大野にコミカルな演技を要求するようになった。 櫻井は京都出身の小説家志望。長髪無精ひげで5人のなかでは異色な外見。京都なまりがうまく言えなくて、コレも苦労したらしい。章一と時江は微妙な関係で…。 香椎由宇は端整な顔立ちで、日本一のツンデレ女優だと思う(笑)。定食屋の看板娘で、貧乏な4人にカツ丼の差し入れすることも…、そのあと職業は二転三転する(?)。 オープニングは故永島慎二氏への謝辞から始まるが、故人への想いが常に根底にあったような気もする。しかし昭和30年代のまじめで、希望にあふれた若者たちの雰囲気が出ていると思う。

• くまのぶ043
• 37歳
• アトピー
• クチコミ投稿 1件

購入品

★★★★★

2024-10-21

映画館で観た時からすごく好きになりました。 静かなのに、じわーんと残るものがあります。 ご飯美味しそうやしね。 最後の方の皆の妙な崩壊っぷりが面白いしね。 堺雅人さん好きやしね。 楽天なら豪華版でも26％OFFなんで、まいっか〜と思って購入。 疲れた時に繰り返しみたい作品です。

• A-kiosk
• 25歳
• アトピー
• クチコミ投稿 1件

購入品