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超爆安東インドのプリニウス/盲目の博物学者ルンフィウス★『アンボイナ珍品集成』1766年刊ドイツ語訳初版/平賀源内所蔵/栗本丹洲の典拠洋書

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商品の詳細

◆商品名◆

東インドのプリニウス/盲目の博物学者ルンフィウス
『アンボイナ珍品集成』1766年刊ドイツ語訳初版
平賀源内所蔵/栗本丹洲の典拠

◆商品説明◆
ゲオルク・エバーハルト・ルンフィウス（ルンプフ）
『アンボイナ珍品集成』
ウィーン；Krauischen Buchhandlung, 1766年刊ドイツ語訳初版

オランダ東インド会社社員で盲目の博物学者、「東インドのプリニウス」と讃えられるルンプフ（ルンフィウス）の『アンボイナ植物誌』と並ぶ大著『アンボイナ珍品集成』ドイツ語版初版です。

ルンプフ、G.E.　1627-1702
オランダの博物学者。生まれはドイツ。オランダ東インド会社に雇用され、生涯の大半をアンボイナ島で送った。多数の新種生物を発見し、それを記述したが晩年は盲目となり、ファレンティン等にその成果を流用された。（荒俣宏『図鑑の博物誌』）

『アンボイナ珍品集成』はモルッカ諸島 (ニューギニアの西) に産する海産無脊椎動物と鉱物の研究報告で、60図版を収載します。江戸時代には「ラリテート」と呼ばれることが多かった蘭書です。①は同書のウニ類12品の図で、そのうち7点は栗本丹洲の『千虫譜』 (②) に転写されています。また、国立国会図書館蔵『阿蘭陀貝尽』<別10-30>は本資料の図版のうち半数を転写したものです。（国会図書館HPより転載）

蘭語版初版は平賀源内所蔵本としても知られています。（松田清『洋学の書誌的研究』p.29, 444）

こちらは1766年刊ドイツ語訳初版です。

『アンボイナ珍品誌』は好評をもってヨーロッパの博物学者および自然愛好者たちに迎えられた。・・・1766年には『珍品誌』の第二部、すなわち貝類を扱った部分を抜きだし、これに多くの追補を加えたドイツ語版が出るという盛況であった（このドイツ語版への追補には、有名な貝類研究家で当時ウィーン駐在のデンマーク大使館付牧師であったヨハン・ヒエロニムス・シュムニッツが協力している）。（西村三郎『未知の生物を求めて―探検博物学に輝く三つの星』p.55）

別刷り銅版画全33点所収。扉絵欠ですが、それ以外はすべて揃っています。

近年の背とコーナーの革装。外装の状態は縁にわずかなイタミ。本文は、標題紙に折れ跡、巻頭の1ページの縁に小さい補修。17世紀のバロック本特有の紙の変色はわずかで、美本といって差し支えないと思われます。

ゲオルク・エバーハルト・ルンフィウスまたはルンプフ（Georg Eberhard Rumphius、元の名は Rumpf、1627年頃 - 1702年6月15日）はドイツ生まれで、オランダ東インド会社で働いた植物学者である。『アンボイナ植物誌』（Herbarium Amboinense）で知られる。民族学的な研究も行い、植民地主義に対してアンボン島の人々を守ろうとしたことでも知られる。

ハーナウの建築家、エンジニアの息子に生まれた。母親はオランダ語が話されている国境の町クレーヴェの知事の妹だった。母親からオランダ語を学んだと思われ、幼いころからオランダ語を話した。その前半生は波乱に飛んだもので、学生の時に誘拐されブラジルのオランダ軍に売り飛ばされたのを皮切りに、船が難破し、オランダと対立していたポルトガル人に捕虜にされ、奴隷とされたとされる。

1651年におそらく母親の実家の関係から、オランダ東インド会社に雇われ、1652年12月にオランダ領東インドに向かった。1653年7月にバタヴィアに着き、1654年にアンボン島へ派遣された。その後民生部門に移り、動植物の研究を始めた。バタビアの総督のJoan Maetsuyckerは、ルンフィウスに通常の業務を離れ、研究に専念させた。「東インドのプリニウス」と呼ばれるようになった。

ルンフィウスは『アンボイナ植物誌』の著者として知られる。アンボン島の1,200あまりの植物の一覧と分類を記したもので、没後の1741年に出版された。ルンフィウスは妻子を地震と津波で失い、集めた図を火事で失うなど不幸にみまわれ、1670年頃には緑内障で失明したが、口述筆記でこの大著を完成した。著作は1680年後に完成したが、機密をまもろうとする東インド会社の方針で出版は遅らされた。ルンフィウスの仕事はカール・フォン・リンネの分類の研究に貢献した。ヨーロッパの学者と遠く離れていたにもかかわらず、ウィーンの学会の会員に選ばれ、モルッカ海の貝の標本はトスカーナのメディチ家に送られた。（wikiより）

本のサイズは写真では把握しずらいので、一緒に写している蛍光ペンとの比較においてご判断くださいませ。

当方が出品しております革装本はすべて、内外の図書館で採用されている処方（Brecknel Turner Saddle Soap、Klucel G、Talas Leather Dressing、SC6000等）でメンテナンスされておりますので、特別なお手入れなしでもしばらくご入手時の状態をお楽しみいただけます。

https://drive.google.com/file/d/11gAz2GClLw_QKeQouIbXQ6p0A3qgpLJf/view?usp=sharing
書名：Amboinische Raritten-Cammer ...
著者：Georg Eberhard Rumph
出版社：Wien, Krauischen Buchhandlung
出版年：1766
言語：ドイツ語
ページ数：[18], CXXVIII, 200, [2]p.
サイズ：37x25cm
状態：商品説明を御覧ください

◆コメント◆
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