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★★★★★

2024-07-24

■「石津謙介＝VAN＝アイビー＝一世を風靡」という一般認識。この認識をリプレイスしたい、もしくはもう少し正しい位置に直したい。こんな佐山さんの強い意志が感じられる。その意志は、優美な文章に産み落とされているのがまた心地良いのですが。 ■戦後はモノがない時代、着る服にさえ苦労したのかも知れない。そこから「会社員の制服」とばかりにスーツが重用され、若者は海外のカウンターカルチャーに揺れた。ファッションに目覚めた日本、いくつかのデザイナーはパリで一定度の名声を得た。そして、DCブランドブームに突入し、今でもなおその後光のようなものは散見される。 ■ただ、やはり気になるのは電車の向かい側にいる女性の「ルイ・ヴィトン」から「いろはす」のグリーンのキャップが視認されたときだったりする。街ではおしゃれしてても、自宅ではそれを脱ぎ捨てて「しまむら」の部屋着に着替えるのであろう。この行為自体に悪気はない。ただそこに横たわる諸問題は、戦後に重用されたであろうスーツを自宅で脱いでステテコと白タンクトップのお父さんたちとの差異。もっと言えば、ファッションの進化を自己顕示しながらも、帰宅後のライフスタイルを含めた上のファッションというのは何も進化していないのではなかろうかということ。 ■まぁだから「口の悪い森ガール」とか「人見知りする悪羅悪羅系」などが誕生するんだろうけれど…。 ■つまりは、先の「石津謙介＝VAN＝アイビー」という認識は、ファッション単体で語られることの窮屈さがある。この長い評伝を読む限り、石津謙介氏はファッションを一部としたライフスタイル全体における先駆者であることが理解できる。 ■この点において本書が長い評伝のなかで醸成する石津謙介像が心地良い好人物、と感じられるのである。着ること、食べること、住むこと、遊ぶことを愛し、ご臨終を迎えた病院ではパジャマ着用を拒み、イッセイミヤケのシャツを着用して逝った。たとえば、真のライフスタイルとは、こういったことなのだろうと思う。 ■着るのにためらう前衛的な服を着る緊張感、美味しいものを追求し創意工夫を重ねる。それらを許容する建築や住宅。そして、そのTPOのなかで遊ぶ…。私が知り得なかった、もうひとつの明るい昭和を知った気がします。 ■写真は本書、そして佐山さんのインタビュー本『作家の仕事場』に私が頂いたサイン。

• k子 829
• 28歳
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★★★★★

2024-10-09

皇室スレの方が面白い。もう少し辛辣に書かれているのかと期待していたのでガッカリ(-_-;)

• ゆー9579
• 36歳
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★★★★★

2024-10-23

作者の視点や思いが諸所に感じられて、坂の上の雲との比較で読むといいと思います。

• 購入者20708933
• 24歳
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★★

2024-10-16

なんとも現実味があって面白く読ませていただきました。

• りえまま17
• 32歳
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★★★★★

2024-10-21

この本の元である「徳川将軍家・大名の墓」はバイブルでしたが、厚いので持ち運びに不便でしたので、こちらを購入しました。 こちらも、戒名を詳しく記しており、墓めぐりにおいて人物を特定するにはとても役に立ちます。 ここまでしっかりした内容を書いてある本は他に見たときがありません。 ただ、２０世紀に書かれた本ですので、実際歩いて見ると、当時と状況が変わっている場所もあります。時代の流れですからしょうがないんですけどね。

• つかきょう
• 40歳
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★★★★★

2024-10-02

期待した程、珍しい話はなかったので、ちょっと残念でした。

• h_out
• 28歳
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★★★★★

2024-10-19

吉田松陰がどのような人物であり、その生き方からどうだという書き方ではなく、読みやすくわかりやすい作品に仕上がっている。

• マーシュ0316
• 36歳
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2024-09-18

著者と金氏との出会いやメールのやり取りのきっかけ、交信したメールやインタビューが中心の淡々とした内容です。金氏の弟に対する考えも書かれています。不気味？な存在の方ですが、今後、どのように北朝鮮に関わっていくのか。

• NWよっち
• 44歳
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2024-10-17

洗練された文章です。プレジデントの元編集長が著者なので、さすがという感じ。

• あさ3626
• 32歳
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2024-09-04

5か月末で、そろそろ名前を考え始めようかと思い、買ってみました。 まだ性別はわからないのですが、いろいろとみていると楽しいです。 すっごく分厚い本で、情報たっぷりです。 よけい迷うかも（笑） お勧めです。

• hajime1979
• 40歳
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2024-10-15

松村邦洋さんの歴史番組で松村さんの書斎の書棚に見えたのがこの本。 群像シリーズで毛利関連が出ていたのを知り，即買い。 中身はずいぶん昔の『毛利元就』よりも薄かったのが残念。 尼子や大内をピックアップするなら「毛利色」を薄めてよかった。 2大勢力が毛利台頭に衰退するストーリーにもっと焦点を当てるか タイトル通りなら元就没後のストーリーにフューチャーしてよかったと思った。

• keiichi04
• 48歳
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2024-08-21

素敵な表紙で穏やかな気持ちになります。 発行部数が少なくなったのか・・・本屋さんで購入できなくなった。 本屋さんで注文するくらいなら、ネットで購入する方が配達もしてもらえるし 楽ちんだもんね！

• beebeep0803
• 36歳
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2024-10-13

読書好きの外国人（英語）には､とても好評です｡

• hjka27
• 44歳
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